ハローワークのオンラインサービスとは?自宅やスマホで求人検索

ハローワークのオンラインサービスとは?

ハローワークのオンラインサービスは、インターネットで求人を探したり、求職者マイページを使って応募状況を確認したりできるサービスです。

ハローワークというと、退職後に失業保険の手続きをする場所というイメージを持つ方もいますが、オンラインサービスは失業保険を受給している人だけのものではありません

在職中に転職を考えている人、退職後に再就職を目指している人、パート・アルバイトを探している人など、仕事を探している方が利用できます。

求人検索だけなら、求職者マイページを作成しなくても利用できます。マイページを開設すると、検索条件の保存、オンライン自主応募、応募状況の確認、メッセージ管理なども使えるようになります。

ただし、オンラインで直接応募する「オンライン自主応募」は、ハローワークの紹介とは扱いが異なります。

雇用保険を受給している方は、再就職手当などに影響する場合があるため、応募前に注意点を確認しておきましょう。

この記事では、ハローワークのオンラインサービスでできること、求職者マイページの使い方、オンライン応募の違い、利用時の注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。

ハローワーク全体のサービスを知りたい方は、ハローワークでできることとは?利用できるサービスを解説も参考にしてください。

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ハローワークのオンラインサービスは誰が使える?

ハローワークのオンラインサービスは、仕事を探している方が利用できます。

失業中の方だけでなく、在職中に転職を考えている方も利用できます。

たとえば、次のような方が利用対象になります。

・在職中で転職を考えている方
・退職後に再就職を目指している方
・パートやアルバイトを探している方
・育児や介護などと両立できる仕事を探している方
・地元で働ける求人を探したい方
・ハローワークの求人を自宅で確認したい方

ハローワークインターネットサービスでは、全国のハローワークで受理された求人を検索できます。

学生の方や障害のある方も、求人情報検索を利用できます。

ただし、求職者マイページについては、利用できない場合もあります。

公式情報では、15歳以下の方、中学・高校に在学中または卒業予定の方は、原則として求職者マイページを利用できないと案内されています。

ただし、夜間・定時制の生徒が通学しながら就職活動をする場合など、状況によって利用できる場合もあります。

不明な場合は、最寄りのハローワークに確認しましょう。

ハローワークのオンラインサービスでできること

ハローワークのオンラインサービスでは、主に求人検索や求職者マイページの利用ができます。

求人検索では、勤務地、職種、雇用形態、賃金、就業時間などの条件を指定して求人を探せます。

求職者マイページを開設すると、次のような機能も利用できます。

・求人情報検索
・検索条件の保存
・オンライン自主応募
・応募中の求人や選考が終わった求人の確認
・登録した求職者情報の確認、変更
・メッセージ管理

求職公開をしている場合は、求人者から直接リクエストを受けられる場合もあります。

また、ハローワークを利用している求職者は、ハローワークから送られるおすすめ求人の確認や、オンラインハローワーク紹介の利用もできます。

つまり、求人を見るだけならシンプルに使えますが、応募状況の管理やオンライン応募まで使いたい場合は、求職者マイページを開設した方が便利です。

求職者マイページとは?

求職者マイページは、ハローワークインターネットサービス上で使える、求職者向けの専用ページです。

求人検索だけでなく、応募状況の確認、登録情報の変更、メッセージ管理などをまとめて行えます。

自宅のパソコンやスマートフォンから使えるため、ハローワークに行く前に求人を確認したい方や、効率よく仕事探しを進めたい方に役立ちます。

ただし、求職者マイページを開設しただけで、すべてのハローワークサービスを同じように受けられるわけではありません。

ハローワークの窓口で相談を受けている「利用登録者」と、インターネット上で求職登録した「オンライン登録者」では、利用できるサービスに違いがあります。

特に、オンラインハローワーク紹介は、ハローワークで職業相談を受けている方が対象になります。

求職者マイページを開設する方法

求職者マイページは、主に次の方法で開設できます。

1つ目は、ハローワークの窓口で求職申込みを行い、アカウント作成に必要なコードを受け取って開設する方法です。

すでにハローワークで求職登録をしている方も、窓口で相談すればアカウント作成コードを案内してもらえます。

2つ目は、ハローワークインターネットサービスから求職申込みを行い、マイページを開設する方法です。

初めてハローワークを利用する方や、まずはオンラインで求職登録したい方は、この方法で手続きを進めます。

ただし、おおむね過去5年以内にハローワークで求職登録をしたことがある方は、オンラインだけでは手続きが完了しない場合があります。

その場合は、最寄りのハローワークへ確認しましょう。

求職者マイページの有効期間に注意

求職者マイページの機能は、求職登録が有効な期間に利用できます。

求職登録の有効期間は、原則として、求職申込みをした日の属する月の翌々月末までです。

有効期間の終了月にハローワークで職業相談や職業紹介を受けた場合、またはオンライン自主応募を行った場合は、1か月単位で有効期間が延長されます。

就職した場合や、有効期間が切れて求職登録が無効になった場合は、登録した求職者情報の確認などを除き、マイページの多くの機能が使えなくなります。

仕事探しを続ける場合は、自分の求職登録が有効かどうかも確認しておきましょう。

オンライン自主応募とは?

オンライン自主応募とは、求職者マイページを通じて、求職者が求人者に直接応募する方法です。

求人情報画面に「オンライン自主応募の受付」が可能であることが表示されている求人に対して利用できます。

オンライン自主応募では、ハローワークを通さず、自分で求人者に応募します。

応募時には、志望動機を入力し、必要に応じて履歴書や職務経歴書などの応募書類をアップロードします。

応募書類は4ファイルまでアップロードできます。1ファイルの上限は2MBです。

利用できるファイル形式は、doc、docx、xls、xlsx、PDF、JPEG、PNG、BMP、GIFです。

オンライン自主応募は、在職中の転職活動でも利用できます。

ただし、求人者と直接やり取りする形になるため、応募前に求人内容、勤務条件、選考方法などをよく確認しておきましょう。

オンライン自主応募で注意したいこと

オンライン自主応募は便利ですが、ハローワークの職業紹介ではありません。

ここはとても重要です。

ハローワークの紹介ではないため、雇用保険を受給している方や、再就職手当などを考えている方は注意が必要です。

公式情報では、次のような注意点が案内されています。

・給付制限を受けた方が、待期期間満了後1か月間にオンライン自主応募で就職した場合、再就職手当や就業手当の支給対象にならない場合がある
・雇用保険受給者に対する常用就職支度手当、移転費、広域求職活動費の支給対象にならない
・ハローワークの職業紹介を要件とする事業主向け助成金の対象にならない
・オンライン自主応募に伴うトラブルは、基本的に当事者同士で対応する

これらは、失業保険を受給している方にとって大事なポイントです。

在職中の転職活動で利用する場合は、失業保険との関係を気にする場面は少ないかもしれません。

しかし、退職後に雇用保険を受給している方や、再就職手当を受けたい方は、自己判断で応募する前にハローワークへ確認した方が安心です。

オンライン自主応募は取り消しできる?

オンライン自主応募は、応募後24時間以内であれば、求職者マイページから取り消しできます。

24時間を過ぎると、マイページ上からの取り消しはできません。

その場合は、求人者へメッセージや電話などで直接連絡し、応募を辞退する必要があります。

また、応募を辞退する連絡をせずに面接へ行かないことが続くと、求職者マイページの一部機能に利用制限がかかる場合があります。

求人者から「面接に来なかった」という報告が3か月で5件以上あった場合、利用制限の解除には管轄のハローワークへの来所が必要です。

応募するときは、求人内容を確認し、本当に応募する意思があるかを考えてから進めましょう。

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オンラインハローワーク紹介とは?

オンラインハローワーク紹介は、求職者マイページを通じて、ハローワークから職業紹介を受けられる仕組みです。

オンライン自主応募と違い、ハローワーク職員が職業相談の中で希望条件などを確認し、求人との適合性を判断したうえで行う職業紹介です。

そのため、求職者が希望すれば必ず利用できるものではありません。

また、ハローワークインターネットサービス上で求職登録しただけで、ハローワークで相談を受けていないオンライン登録者は、オンラインハローワーク紹介の対象になりません。

オンラインハローワーク紹介を利用したい場合は、ハローワークで職業相談を受け、自分の希望条件や状況を相談しておくことが大切です。

オンライン自主応募とオンラインハローワーク紹介の違い

オンライン自主応募とオンラインハローワーク紹介は、どちらも求職者マイページを使って応募できる仕組みです。

ただし、意味は大きく違います。

オンライン自主応募は、求職者が自分で求人者に直接応募する方法です。

ハローワークの紹介ではないため、雇用保険の給付や再就職手当などに関係する方は注意が必要です。

一方、オンラインハローワーク紹介は、ハローワーク職員が職業相談を踏まえて行う職業紹介です。

簡単にいうと、自分で直接応募するのがオンライン自主応募、ハローワークから紹介を受けるのがオンラインハローワーク紹介です。

名前が似ているため混同しやすいですが、失業保険を受給している方にとっては重要な違いです。

失業保険を受給している方は応募方法に注意

雇用保険を受給している方は、求人に応募する前に、応募方法をよく確認しましょう。

特に、再就職手当や就業手当などを考えている場合、オンライン自主応募で就職すると支給対象にならないケースがあります。

すべての人に同じ影響が出るわけではありませんが、離職理由や給付制限の有無、応募時期などによって扱いが変わる場合があります。

そのため、失業保険を受給中の方は、オンライン自主応募をする前に、ハローワークで確認しておくと安心です。

「求人に応募したあとで、手当の対象にならないと分かった」ということを避けるためにも、不安がある場合は自己判断で進めない方がよいでしょう。

これから失業保険の手続きをする方は、失業保険の手続きに必要な持ち物|ハローワーク初日の準備と必要書類もあわせて確認しておきましょう。

応募に不安がある場合はハローワークに相談する

オンラインサービスを使えば、自宅から求人を探したり、応募したりできます。

しかし、求人内容の見方に不安がある場合や、応募書類の作成に迷う場合は、ハローワークへ相談することも大切です。

ハローワークでは、求人情報の提供や職業紹介だけでなく、応募書類の添削指導、面接のアドバイス、模擬面接などの支援も行っています。

特に、次のような場合は、オンラインだけで判断せず相談した方が安心です。

・失業保険を受給中で、再就職手当などに影響がないか不安
・オンライン自主応募とハローワーク紹介の違いが分からない
・求人内容と実際の条件が違わないか心配
・履歴書や職務経歴書の作り方が分からない
・自分に合う求人か判断できない

ハローワークのオンラインサービスは、窓口相談の代わりというより、仕事探しを進めやすくするための仕組みです。

必要に応じて、オンラインサービスとハローワークの相談を組み合わせて利用しましょう。

求人の選び方や応募前の相談について詳しく知りたい方は、ハローワークの職業相談とは?相談内容や求職活動実績を解説も確認しておくと安心です。

操作方法が分からないときの問い合わせ先

ハローワークインターネットサービスや求職者マイページの操作方法については、専用のヘルプデスクが案内されています。

電話番号0570-077450
受付日時月曜から金曜の9時30分から18時まで
問合せ時間外祝日・年末年始

ただし、ヘルプデスクで対応しているのは、ハローワークインターネットサービスの操作方法やマイページの使い方に関する問い合わせです。

個別の求人内容、雇用保険、助成金などの相談は、ヘルプデスクではなく最寄りのハローワークに確認する必要があります。

求人票の内容と実際の条件が違っていた場合は、ハローワーク求人ホットラインも案内されています。

掲載情報について

本サイトの掲載情報は、公的機関・関係機関・公式サイト等の公開情報をもとに編集しています。掲載内容の正確性・最新性には十分注意しておりますが、完全性を保証するものではありません。また、内容は調査時点のものであり、現在の制度内容・手続き等の情報等と異なる場合があります。各種制度の利用や手続きについては、必ず公式窓口・関係機関の最新情報をご確認ください。なお、本サイトでは、相談・申請状況の確認・求人紹介・各種手続きの代行等は行っておりません。※ご利用の際は「利用規約」をご確認ください。

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