退職後、ハローワークにおいて求職申請が受理されますと、求人紹介・職業相談などが受けられます。
ハローワークの役割の一つとして、就業先と求職者の橋渡しをするという大きな役割があります。
職業相談では、再就職に向けて不安なことや問題点などハローワークの担当相談員が就職までの道のりをサポートしてくれるのです。
ぜひ活用して就職への一歩を踏み出したいところですね。
職業相談の活用事例
ハローワークでは、就職までの過程において様々な支援を受けることができます。
具体的には、どのような支援が受けられるのか見ていきましょう。
希望職種をサポート
希望する職種や業界など、経歴や得意分野から判断して適切な仕事の紹介・サポートをします。
職業相談員のアドバイスから自分にとって新しい発見に繋がるかもしれません。
尚、専門的な知識が必要な職種に関しては、職業訓練が用意されています。
履歴書・職務経歴書の書き方をサポート
就職で大切な履歴書・職務経歴書。アピールポイントや不要箇所など、適切なアドバイスが受けられます。
模擬面談
希望する企業が決まったら模擬面談を行ってくれます。
受け答えの練習や志望動機など、訂正点などの的確なアドバイスから本番に向けた練習ができます。
求人情報の詳細確認
求人情報だけでは不明な点や気になる点はあるものです。ハローワークの相談員が企業に直接問い合わせをしてくれます。
職業相談は求職活動実績になる
窓口における職業相談は、失業手当の認定に必要となる求職活動の実績になります。
求職活動は次の認定日までに1~2回必要になりますが、1回の相談で1回の求職活動とみなされるのです。
すぐに就職先が決まらなくても、安心して求職活動を行える環境なのです。
ご利用者に合わせた関連施設
ハローワークでは、ご利用者の環境に合わせた専用窓口(関連施設)を全国に配置しています。※関連施設では失業保険の手続きは行っておりません。
ご利用は全て無料になります。
窓口 | 支援内容 |
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マザーズハローワーク(マザーズコーナー) | 保育所等の情報提供、仕事と子育ての両立がしやすい求人情報の提供など、総合的かつ一貫した就職支援するハローワーク。 |
わかものハローワーク | 正社員での就職を目指す若年者(おおむね 45 歳未満)の 支援を専門に行うハローワーク。 |
新卒応援ハローワーク | 大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生や、卒業後未就職の方の就職を支援する専門のハローワークです。 |
ふるさとハローワーク | ハローワークが設置されていない市町村において、職業相談・職業紹介等を行っており、国と市町村が共同で運営している。 |
就職氷河期専門窓口 | 専門担当者がチームを結成し、就職氷河期世代の方々の安定就職を応援する窓口。 |
普段では、なかなか相談できないようなことでもプロの職員が的確なアドバイスをしてくれます。
受けられる給付金等も教えてくれるので就職活動の中でフル活用したいところですね。