国民年金と厚生年金の違いを超わかりやすく解説

無職の花子さん

年金ってどんな種類があるのかしら?

ハロワ先生

年金制度の種類や国民年金と厚生年金の違いについて一緒に見ていきましょう。

最終更新:2026年5月

国民年金と厚生年金の違いとは

国民年金と厚生年金は、どちらも老後の生活を支える公的年金です。

簡単にいうと、

・国民年金 → 20歳以上のほとんどの人が加入する基本の年金
・厚生年金 → 会社員や公務員が加入する上乗せの年金

という違いがあります。

そのため、会社員や公務員は、国民年金に加えて厚生年金も受け取れるため、将来の年金額が多くなりやすい特徴があります。

一方、自営業やフリーランス、学生などは、基本的に国民年金のみ加入します。

まずは、

「国民年金が土台」
「厚生年金は上乗せ」

と覚えると分かりやすいです。

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公的年金制度とは

日本の公的年金制度は、老後だけでなく、病気やけがで障害が残ったときや、一家の働き手が亡くなったときの生活を支える制度でもあります。

日本では、原則として20歳以上になると年金に加入します。

公的年金は「2階建て年金」と呼ばれており、1階部分が国民年金、2階部分が厚生年金です。

会社員や公務員は、国民年金に加えて厚生年金にも加入します。

国民年金とは

国民年金は、すべての人の土台になる年金です。

20歳から60歳までの間に保険料を納め、老後になると国民年金(老齢基礎年金)を受け取れます。

2026年度の満額は、昭和31年4月2日以後生まれの方で月額70,608円です。

ただし、これは40年間きちんと納めた場合の金額です。

未納期間がある場合は、受け取れる年金額が少なくなることがあります。

また、自営業やフリーランスの方など、第1号被保険者の人は、将来受け取る年金を増やすために、次の制度を利用できる場合があります。

・付加年金
・国民年金基金

付加年金とは

付加年金とは、国民年金保険料に加えて、毎月400円を追加で納める制度です。

将来受け取る年金額に、「200円 × 納付した月数」が上乗せされます。

例えば、10年間(120か月)支払った場合は、毎年24,000円が年金に上乗せされます。

比較的少ない負担で年金額を増やせる制度として、自営業やフリーランスの方などが利用しています。

厚生年金とは

厚生年金は、会社で働く人が加入する年金です。

厚生年金に加入している人は、国民年金に加えて、厚生年金も受け取れます。

そのため、将来の年金額は、国民年金のみの人より多くなりやすいです。

厚生年金の保険料は、給料や賞与によって変わります。

また、保険料は会社が半分負担してくれる「労使折半」という仕組みになっています。

2026年現在の厚生年金保険料率は、18.3%です。

国民年金と厚生年金でもらえる金額の違い

国民年金は、基本的に保険料が一定のため、受け取れる年金額も大きく変わりにくい特徴があります。

一方、厚生年金は、働いていた期間や給料によって年金額が変わります。

そのため、長く会社員として働き、給料が高い人ほど、将来の年金額が増えやすくなります。

ただし、実際の年金額は人によって異なります。

年金の加入区分について

公的年金は、働き方によって加入区分が分かれています。

第一号被保険者自営業、フリーランス、学生、無職の方などが対象です。
国民年金を自分で納めます。
2026年度の国民年金保険料は、月額17,920円です。
第二号被保険者会社員や公務員など、会社で働いている人が対象です。
厚生年金に加入し、保険料は毎月の給料や賞与によって変わります。
また、保険料は会社と本人が半分ずつ負担します。
第三号被保険者会社員や公務員に扶養されている配偶者が対象です。
主に専業主婦・主夫などが該当します。
第3号被保険者は、自分で国民年金保険料を支払う必要はありません。

会社を辞めたときは手続きが必要

会社を退職すると、厚生年金の資格を失います。

次の会社で厚生年金に加入しない場合は、国民年金への切り替え手続きが必要です。

退職後に国民年金保険料の支払いが難しい場合は、国民年金保険料が払えないときは?免除条件や申請方法を解説も参考にしてください。

手続きを忘れると、未納扱いになる場合があります。

また、扶養に入っていた配偶者も、手続きが必要になることがあります。

国民年金と厚生年金を二重に払うことはある?

通常は、国民年金と厚生年金を二重に支払うことはありません。

会社員や公務員は、厚生年金保険料を支払うことで、国民年金にも加入している扱いになります。

ただし、退職や転職のタイミングによっては、納付書が届くことがあります。

不安な場合は、年金事務所や市区町村で確認すると安心です。

国民年金と厚生年金の違いを理解しておこう

国民年金は、すべての人が加入する基本の年金です。

厚生年金は、会社員や公務員などが加入する上乗せの年金になります。

違いを簡単に整理すると、次のようになります。

・国民年金は、20歳以上60歳未満の人が加入する年金
・厚生年金は、会社員や公務員が加入する年金
・国民年金の保険料は定額
・厚生年金の保険料は給料によって変わる
・厚生年金に加入している人は、将来の年金額が増えやすい

年金制度は難しく感じやすいですが、まずは「国民年金が土台」「厚生年金は上乗せ」と覚えると理解しやすくなります。

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