会社を辞めたら次の就職先が決まるまで、ハローワーク(公共職業安定所)に失業保険(雇用保険)の手続きや求職申請をする人は多くいます。
ハローワークに初めて行く人は、手続きに要する時間や持ち物などわからないことは多々あります。
ここではハローワークへ行く前の準備や持ち物について解説します。
失業保険の手続きには離職票が必要
ハローワークへ行く前までに準備しておきたいことがあります。※ここでは失業保険(雇用保険)の手続きと求職申請を行うことを前提に説明しています。
失業保険の手続きには、退職した会社から送られてくる「2枚の離職票」が必要になります。※複数ある場合には全て持参しましょう。
離職票は希望者に対し、退職後に会社側が手続して郵送するため、退職日から2〜3週間要するのが普通です。
まず、この離職票1・2が手元にあるかの確認をしましょう。
求職申込の仮登録が便利
ハローワークに行くと最初に求職申込の申請を行います。
簡単な履歴書・職務経歴書みたいなものですが、入力には15~30分くらいを要します。
予め自宅のパソコンなどから入力して仮登録しておけば、当日の無駄な時間が省けます。
入力後に発行される仮登録番号が当日に必要になります。
ちなみに求職申込の事前仮登録は、ハローワークインターネットサービスから行えます。
管轄のハローワークを確認しておく
あなたがお住まいの地域(住民票を置く住所)を担当しているハローワークを確認しておきましょう。
管轄外のハローワークや関連施設では、失業保険(雇用保険)の手続きはできませんので注意してください。
ハローワーク初日に持参するもの
ハローワーク初日に持参するものは全部で6点あります。※ここでは失業保険(雇用保険)・求職の申込を行う方を前提に説明しています。
必要な持ち物 | |
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① | 離職票-1(見本はこちら) |
② | 離職票-2(見本はこちら) |
③ | マイナンバーカード(コピー不可) ※マイナンバーカードをお持ちでない方は、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)のいずれか1点+身元確認書類1点(運転免許証、運転経歴証明書、官公署が発行した身分証明書・資格証明書写真付き)。 詳しくは直接ご確認ください。 |
④ | 本人の印鑑(認印OK、スタンプ不可) |
⑤ | 本人の写真2枚(タテ3cm×ヨコ2.5cm)最近の写真 |
⑥ | 本人名義の預金通帳又はキャッシュカード ※一部指定できない金融機関があり |
※ | 船員であった方は、船員保険失業保険証および船員手帳が必要です。 |
まとめると事前準備として、離職票2枚の確認、手続きする管轄のハローワークの確認、そして事前に求職申込を済ませておけば時間短縮になりますね。
後は持ち物6点ですが、マイナンバーカードをお持ちでない方は7点になります。不安な方は直接確認しましょう。